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物件選び・比較

投資マンションはワンルームが狙い目?選び方と購入手順を解説

梶田 誠一 / 更新:2026-06-24
投資マンションはワンルームが狙い目?選び方と購入手順を解説
投資マンションのワンルームに興味はあるけど、「やめとけ」という声も多くて踏み出せない。私もこの相談を何度も受けてきました。結論から言うと、ワンルーム投資は立地と価格を間違えなければ少額から始められる現実的な投資で、逆に立地を外すと取り返しがつきにくい。判断の分かれ目をこの記事で整理します。
  • 投資マンションのワンルームとは、1部屋単位で購入して人に貸し、家賃収入を得る区分マンション投資のこと。
  • 物件価格以外に、不動産取得税・登録免許税・仲介手数料・固定資産税などの費用が継続的にかかる。
  • 仲介手数料の上限は、売買価格400万円超なら「売買価格×3%+6万円+消費税」が目安。
  • 固定資産税は毎年1月1日時点の所有者に課税され、保有している限り毎年発生する。
  • 成功のカギは立地選びと長期前提の運用で、短期で儲ける投資ではない。

投資マンション ワンルームの結論

ワンルームマンション投資は絶対するな!販売会社の巧妙な手口とは…?
ワンルームマンション投資は絶対するな!販売会社の巧妙な手口とは…?

ワンルーム投資は「立地が良く、価格に無理がない物件を長期で持つ」なら検討に値する投資です。

私は都内で区分マンションを2戸持っています。実感として、儲けの大半は買った瞬間にほぼ決まる。家賃は急には上がりませんし、空室が出れば収入はゼロ。だから「どこの・いくらの部屋を買うか」が9割です。

逆に言えば、利回りの数字や営業トークに釣られて立地を妥協すると、後から取り返すのは難しい。ここは正直に言っておきます。

ワンルーム投資の成否は「買う前」にほぼ決まります。立地と価格を妥協した時点で、運用でリカバリーするのは相当しんどいです。

店舗一覧

物件を探すとき、まずどの窓口に相談するかで集まる情報が変わります。

店舗一覧

toushi-kubunでは、エリアごとに相談できる店舗を一覧で確認できます。実際に足を運べる拠点があるかどうかは、はじめての人ほど重要です。

私の経験上、対面で物件資料を広げて「この前面道路の状況だと…」と話せる相手がいると、判断のスピードと精度が上がります。オンライン完結も便利ですが、最初の1戸は人と会って決めるのを勧めます。

買う

ワンルームを「買う」ときは、物件価格だけでなく税金と諸費用を最初から見込むのが鉄則です。

購入時にかかる主な税・費用を整理します。これは制度として決まっているもので、ごまかしようがありません。

ワンルーム購入時にかかる主な税・費用
金額は物件価格や登記の種類で変わります。下記は項目と性質の整理です。
項目性質かかるタイミング
不動産取得税土地・家屋の取得時に1回課税される地方税取得後しばらくして納付書が届く
登録免許税所有権移転登記・抵当権設定登記でかかる国税登記をするとき
仲介手数料売買価格400万円超は「価格×3%+6万円+消費税」が上限売買契約・引渡し時

不動産取得税は取得時の一度きり。登録免許税は登記の種類で税率が変わります。仲介手数料には法律で上限があるので、これを超える請求はおかしいと判断できます。

ローンを使う場合、金利は一律ではありません。金融機関・申込者の属性・物件条件で個別審査によって決まります。ネットの「相場」だけ見て安心しないこと。

売る

祐天寺駅築31年2580万円のワンルームマンションは買うべき?【ビラ広告】
祐天寺駅築31年2580万円のワンルームマンションは買うべき?【ビラ広告】

ワンルームは区分マンションの中でも売りやすい部類で、流動性の高さが強みです。

1棟ものと違って価格帯が手頃なので、買い手の母数が多い。これは出口を考えるうえで地味に効きます。

売却時にも仲介手数料がかかります。前述の上限ルール(400万円超は価格×3%+6万円+消費税)が売る側にも適用されるので、手取りを計算するときは差し引いて考えてください。

私の率直な意見として、買う前から「数年後にいくらで・誰に売るか」を一度シミュレーションしておくべきです。出口の絵が描けない物件は、入口で見送る勇気も必要です。

借りる・貸す

オーナーにとっての「貸す」は、入居者がいて初めて家賃が入る、当たり前だが厳しい世界です。

借りる・貸す

空室になれば家賃収入はゼロ。だから貸す側にとって最大のリスクは空室です。

全国の空き家・空室の状況は、総務省統計局の「住宅・土地統計調査」で確認できます。最新は2023年調査で、賃貸住宅の空室状況を把握する基礎データになります。エリアの需給を肌感覚でなく数字で見る癖をつけてください。

事業用・投資用物件の購入・賃貸

投資用ワンルームは、自分が住む家とは目的も判断基準もまったく別物です。

住むための家は「自分が気に入るか」、投資用は「人が借りたいか・貸し続けられるか」で選ぶ。ここを混同すると失敗します。

投資用は保有中も固定資産税が毎年かかります。市街化区域内なら都市計画税が加わることもある。事業として収支を回す以上、毎年の固定費を正確に積み上げておくことが前提です。

キーワードから探す

ワンルーム投資が儲からない理由を徹底解説します。
ワンルーム投資が儲からない理由を徹底解説します。

物件探しに慣れてくると、エリア名や駅名、利回りなどのキーワードで一気に絞り込むのが効率的です。

toushi-kubunでは、気になる条件をキーワードから検索して物件を探せます。

私が実際にやっているのは、まず「住みたい人が多そうな駅」を先に決めてから物件を探す方法です。利回りから入ると、安いけど誰も借りないエリアに引き寄せられがち。順番が大事です。

物件特集

特集ページは、テーマごとにまとまった物件を比較検討したい人に向いています。

物件特集

toushi-kubunの物件特集では、条件や切り口ごとに物件をまとめて確認できます。

ただし特集だからといって「お得」とは限りません。表示されている利回りが新築時の想定なのか、現在の家賃ベースなのかは必ず確認してください。ここを見落とすと数字に騙されます。

ワンルームマンション投資とは?

ワンルームマンション投資とは、マンションの1部屋を購入して入居者に貸し、毎月の家賃収入と将来の売却益を狙う投資です。

1棟まるごとではなく「区分(1室単位)」で持つので、必要資金が小さく、はじめての不動産投資として選ばれやすい。

仕組みはシンプルです。買う→貸す→家賃を受け取る→いずれ売る。この間ずっと、税金・管理費・修繕積立金などの維持費が出ていきます。意外と維持費がかかる、というのは正直なところです。

少ない資金でも始められる

1棟投資に比べて価格が抑えられるため、ローンを活用すれば自己資金を抑えて始められます。

ただし「少額で始められる=楽」ではありません。レバレッジをかける分、空室や金利の影響も受けます。

運用の手間が比較的かからない

日々の入居者対応や建物管理は管理会社に委託でき、本業を持つ人でも続けやすいのが利点です。

私も会社員時代に持ち始めましたが、毎月やることはほとんどなかった。その代わり、買うときに全力を注ぐ必要があります。

新築と中古、どっちが良い?

結論として、私は中古を勧めることが多いです。理由は、新築は「新築プレミアム」が価格に乗っていて、買った瞬間に値下がりしやすいから。

新築ワンルームと中古ワンルームの比較
一般的な傾向の整理です。個別物件で例外はあります。
比較項目新築中古
購入価格高め抑えやすい
初期の値下がり起きやすい新築ほどではない
想定利回り低めになりやすい高めを狙いやすい
修繕リスク当面は小さい築年数次第で要確認

新築は設備が新しく当面の修繕負担が軽いのが魅力。中古は価格が抑えられ利回りを狙いやすい反面、修繕状況の見極めが必要です。どちらが正解かは目的次第ですが、利回り重視なら中古、安心感重視なら新築、というのが私の整理です。

ワンルームマンション投資が「やめとけ」と言われる理由

【医者は最高のカモ】年収2000万エリートがワンルーム投資にハマる理由/「カモがネギ背負ってやってくる」営業の現場/「直美」が一番ヤバい/医者を営業マンにするスキーム《ドラゴン細井×西岡孝洋》
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「やめとけ」と言われる最大の理由は、立地を外したワンルームは空室と値下がりで赤字に転落しやすいからです。

よくある失敗を、現場で見てきた順に挙げます。

  • 立地選びの失敗:賃貸需要の弱いエリアを買い、空室が埋まらない。
  • 維持費の見落とし:管理費・修繕積立金・固定資産税で手残りが想定より薄い。
  • 管理の放置:物件の状態が悪化し、入居付けと資産価値の両方が下がる。
  • 新築を高値づかみ:新築プレミアム込みの価格で買い、売却時に大きく下がる。

特に立地選びの失敗は致命的です。家賃は後から上げられず、空室の物件は誰も買ってくれません。

維持費も甘く見られがちです。固定資産税は毎年1月1日時点の所有者に課税され、保有している限り逃げられない固定費。表面利回りだけ見て「儲かる」と判断するのが、いちばん危ない。

「やめとけ」の正体は投資そのものの否定ではなく、立地と費用を軽視した買い方への警告です。ここを押さえれば、多くの失敗は避けられます。

ワンルームマンション投資の市場動向

市場動向を見るうえで欠かせないのが、賃貸需要の地域差を映す空き家・空室の統計です。

ワンルームマンション投資の市場動向

全国の空き家総数と空き家率は、総務省統計局「住宅・土地統計調査」の2023年調査で公表されています。空室が増えれば、立地の弱いワンルームほど入居付けが厳しくなる。逆に需要の集まる場所は強い。市場は均一ではないということです。

なぜ都心が選ばれやすいのか

私が都内の物件を選んだのも、賃貸需要の厚さが理由です。

人口や働く人が集まるエリアは、空室期間が短く、家賃が下がりにくい。再開発が進む地域では、周辺環境の改善が資産価値に追い風になることもあります。

ただ、都心なら何でも安心というわけではない。都心でも駅から遠い・築古で管理が悪い物件は普通に空きます。「都心の」ではなく「都心の中でも需要のある一室か」で見てください。

よくある質問

はじめての人から特に多い質問を、私の経験と公的情報をもとに答えます。

よくある質問

投資マンション ワンルームとは?
マンションの1部屋(区分)を購入し、入居者に貸して家賃収入を得る不動産投資です。1棟ものより価格が手頃で、はじめての不動産投資として選ばれやすいのが特徴です。家賃収入に加え、将来の売却益も狙えます。
投資マンション ワンルームの費用は?
物件価格のほかに、購入時の不動産取得税・登録免許税・仲介手数料、保有中の固定資産税(市街化区域なら都市計画税も)や管理費・修繕積立金がかかります。仲介手数料は売買価格400万円超で「価格×3%+6万円+消費税」が上限です。火災保険料は物件の構造や補償内容で大きく変わります。
投資マンション ワンルームの始め方は?
まず賃貸需要のあるエリアと予算を決め、信頼できる不動産会社に相談して物件を絞り込みます。ローンを使うなら金利や条件は個別審査で決まるため、複数の金融機関で確認を。購入前に税金・維持費を含めた収支と、数年後の出口(売却)まで試算してから判断するのが安全です。

最後に一言。ワンルーム投資は「買ってから頑張る」投資ではなく「買う前に決まる」投資です。焦って一室目を決める前に、需要のあるエリアの物件資料を3つ並べて比べてみてください。それだけで判断力がかなり変わります。

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こんにちは。この記事について、下の候補から選ぶか、自由に質問できます。

梶田 誠一

元大手不動産仲介会社・売買部門勤務(8年) ・ 区分マンション投資オーナー(2戸保有)

不動産会社での売買仲介経験をもとに、区分マンション投資の実態を数字ベースで伝えることにこだわっている。自身も都内で区分マンションを保有するオーナーとして、一次情報を大切にした記事を書く。

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